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2023.01.17

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コケコッコ症候群

 子供達の間に、好ましくない食習慣が広まっています。それらは孤食(1人で食事を取る)、欠食(朝食を取らない)、個食(家族がバラバラに食事を取る)、固食(同じものばかり食べる)と呼ばれています。この4つの頭文字をつなぎ合わせると孤欠個固になることから、この食習慣はコケコッコ症候群と言われています。その他、パスタやラーメン、うどんなどの主食を好んで食べる粉食という言葉もあります。

 食生活が乱れてきたのは、核家族化の拡がりや家庭環境や社会環境の変化、コンビニの普及などが要因であるとされています。時間が早く過ぎる現代社会では、特に忙しい朝の時間帯には、食事の時間にしわ寄せが行くようになってきているのでしょう。

 コケコッコ症候群への対策は、温かいご飯と「まごはやさしい」味噌汁を取るよう心掛けることと言われています。この味噌汁は、「ま」:豆類、「ご」:ゴマ、「は(わ)」:ワカメなどの海藻類、「や」:野菜、「さ」魚や貝類、「し」:シイタケなどのキノコ類、「い」:芋類の頭文字です。

 食習慣は文化です。食事の時間を作り出そうとする気持ちを、継続することが第一歩になります。

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